高松 昌輝

有限会社 チャーミングアート 代表取締役。アドバルーン屋の三代目に生れる。陸上が好きで実業団の道へ。30歳の時、会社を手伝い始める。同時期にバルーンウエディングの依頼があり、独学で施工。もっと基礎を学びたいと、2000年にエミリーズバルーンアートビジネススクールを受講。バルーンアートを事業に取り入れ、結婚式場・ショッピングセンター・各種イベントなどに活躍の場が広がる。2003年、Bpro取得。2005年、世界公認CBA取得。習得した技術と現場の経験を生かしお客様の信頼を得る。パフォーマンスの魅力も感じ、ピエロのBAN BANとして活動!今では、妻子供たちも舞台へ立つ。ASO-1グランプリ優勝,ツイスターズ2008入賞デコレーション・ブライダル・パフォーマンス・ギフトとマルチに活躍中!JBAN会員(中四国地域)

プロフィール

今回20thを迎えたJBANコンベンション。セミナーでは「巨大アイブレックスツリー」の装飾方法や、
「バルーンと発泡スチロールのコラボレーション!」と斬新な内容でセミナーが大好評だった高松さんにインタビュー。
バルーンに出会ってから、バルーンをビジネスにするまでの経緯、印象的だったお仕事、
さらには講師を行った感想も伺いました! 高松さんの温かいお人柄が感じられる内容です。

バルーンアートをはじめたきっかけは、妻からの相談でした

事務局 バルーンアートをはじめたきっかけは何ですか?
高松 当時お付き合いしていた彼女(現在の奥様)から
「姉が結婚するので、バルーンで何かサプライズがしたい」と相談されたのが
バルーンアートをはじめたきっかけでした。
独学ですが、彼女と友人とみんなで、バルーンアーチと5.5フィートのフラッシュバルーンを飾りました。
披露宴が終わった後、会場に飾っていたバルーンを、庭でお兄さんとお姉さんと
ゲストのみんなで、フラッシュとリリースしました。
みんなに喜んでもらえ楽しくて達成感があり、バルーンが凄く好きになりました。


 

バルーンをビジネスに出来ると確信したとき、ワクワクして夢を膨らませました

事務局 バルーンをビジネスとしてはじめた理由は何ですか?
高松 バルーンアートを仕事にしてみたい!という想いはありましたが、
バルーンアートの基礎や技術もなく、バルーンの仕入先もありませんでした。
15年前のある日、たまたま遊びに行った東急ハンズでパールカラーのバルーンを見つけ、購入しました。
パッケージ裏を見ると製造元が書いてあったので、電話をしました。
そこから、バルーンのスクールがあることを知り、すぐに受講しました。
当時は素人で、知らないことだらけでしたが、
バルーンに関する基礎や技術を学んだことで、ビジネスに出来ると確信しました。
受講の帰り、凄い事を学んだという驚きと、自信、
そして、ワクワクする気持ちを感じながら夢を膨らませたことを思い出しました。

嬉しいことも大変なこともありますが、この仕事が好きです

事務局 このお仕事をやっていて印象的だったこと、大変だったことは何ですか?
また好きなところはどのようなところですか?
高松 小学校でメッセージ付のバルーンリリースを行った後日、
先生から「他県も含め、たくさんの方から電話がかかってきて、感動しました!」と
お電話を頂いたことがあります。これは嬉しかったですね。
また、バルーンアートを見たり、貰ったり、体験したりして頂いた方の
笑顔や喜んでいる所を見たとき、とても喜びを感じます。
大変なこともありました。大型ショッピングセンターにて、
夜間6名で施工していて、最後の最後で肝心な所が外れてしまい、いったん撤収。
次の日に再度施工したことがありました。
クライアント様と施工を手伝って頂いた方に大変ご迷惑を掛けてしまい、予算もオーバーしてしまいました。
このように製作現場は大変ですし、今でもバルーンは時間がかかる仕事だなあと驚くこともあります。
ですが、この仕事は本当にハッピービジネスだと思います。
お客さんも私達もハッピーになれるこの仕事が好きです。


 

仕事は「誠実」が大切

事務局 普段仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
高松 バルーンの分野でもいろいろ違いますが、全体で言えるのは、誠実です。
かたいなぁと言われそうですが、バルーンのメリット・デメリットを良くご説明して進めています。
笑顔を見たり成功すれば喜び、間違ったり失敗すれば心から謝る、という対応を心がけています。
たとえ失敗しても、誠意を持って対応すれば、信頼は回復できると思っています。

講師経験をしたことが自信にもなり、仕事に対する意欲がより大きくなりました

事務局 JBANコンベンションにてセミナー講師をやってよかったことは?(※1)
高松 今回はじめてJBANコンベンションにてセミナー講師を務めさせて頂きました。
仕事の合間をぬって事前順備を行ったのですが、予想以上に準備に時間が掛かり、
前日・当日も準備に追われ凄く焦りました。
そんな中でも、セミナー資料は力を入れて作成しました。
セミナー資料をもとに、受講後、生徒さんが自分で作品を作ることができるよう、
寸法やテグスの長さなどは、詳細に記載しました。
正直、プロでお仕事されている方達の前でのセミナー講師は怖くて緊張しました。
ですが、海外を含む多くの方に自分のセミナーを受講してもらい、
セミナー後、高評価を頂けたのが嬉しかったです。
この経験が自信にもなり、仕事に対する意欲がより大きくなりました。
また、あまり話す機会の無い方や、全国のバルーン業者さんとも交流ができたので、
本当に講師をやって良かったです。


 

海外への挑戦!

事務局 最後になりますが、これから何かやってみたいこと挑戦してみたいことはありますか?
高松 夢ですが、海外でのお仕事やパフォーマンス・コンテストにも挑戦してみたいです!
 


(※1) JBANコンベンション:JBANが毎年開催している日本一大きなバルーンイベント。
2016年に開催20回目を迎えた。(リンク https://jban.jp/convention/)


 

会社概要

有限会社 チャーミングアート
〒744-0073 山口県周南市大字久米3125-8
TEL:0834-25-4231
http://www.charmingart.co.jp/
得意分野:バルーン装飾とピエロのバルーンパフォーマンス

さてJBAN.jpインタビュー#2高松さんのインタビューいかがでしたでしょうか? 次回は同じ中・四国地域で活躍している
広島県の木村生花店、原田勝通さんにインタビューを予定しております!お楽しみに。

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