原田 勝通

広島県三次市の生花店に勤務。お花屋さん向けのバルーン講習会にてバルーンアートに出会う。2013年、エミリーズバルーンアートビジネススクールを受講し、Bproを取得。2016年にはCBAを取得。JBANコンベンション19th、20thでは、パーティースタッフとして参加。現在、広島県を中心に発足した本格派バルーンチーム「ゆめふるバルーン」に参加中。笑顔を届けるお花屋さんをモットーに日々頑張っています! JBAN会員(中四国地域)

プロフィール

本業は生花店の原田さん。しかし、お花屋さんの講習会でバルーンアートに出会い、
その魅力に惹かれバルーンの世界へ。JBANコンベンション(※1)では、2年連続でスタッフとしてご活躍されました。
またお花とバルーンへの想いを語っていただきました。

こんなに面白い世界があったのかと思いました。バルーンはお花との相性もいいんです。

事務局 バルーンアートをはじめたきっかけは何ですか?
原田 イーフローラさんの講習会で、チャーリー先生(※2)と出会ったことです。
花とバルーンのコラボレーションについての講習会だったのですが、
それがとても新鮮に思えて…なぜかはわからないのですが、直感的にバルーンの魅力に引き込まれました。
こんなに面白い世界があったのか!と、
すぐにチャーリー先生から教わったバルーンスクールに申し込みをしました。
事務局 バルーンをビジネスとしてはじめた理由を教えてください。
原田 バルーンはお花との相性がとてもいいですし、
想いがストレートに表現できると思ったからです。
よくお花屋さんで利用するツールでメッセージカードがありますが、
メッセージカードの形は、ほぼ四角です。
また、贈り主の想いは、メッセージカードを読んでみないとわからない。
しかし、バルーンの場合、バースデーならケーキ、ラブならハート、というように
シーンに合った様々な形があり、ストレートに視覚に形が入ってくるので、
贈り主の想いが伝わりやすいんです。
例えばラブというテーマでお花のアレンジを作ったとして、
ハートの形にアレンジすることは少ないし、またハートの形を作ったとしても、
受取手には伝わりにくい、ある意味抽象的な世界です。
しかしながらバルーンは、ラブならハートの形に「I Love You」と
メッセージが書かれたものが存在しているので、バルーンをお花と組み合わせることで、
ダイレクトかつストレートにお客様へ想いを伝えることができるんです。


多くの信頼できる仲間と出会い、バルーンのパワーでたくさんの笑顔に出会えました

事務局 このお仕事の好きなところはどのようなところですか?
原田 みんなの笑顔に出会えるところですね。
グリーティングさせていただく機会があるのですが、たくさんの子供達が並んでくれて、
バルーンを笑顔で持って帰ってくれます。バルーンがあることで、自然と笑顔になるんです。
また、様々な講習会を通じて多くの信頼できる仲間や、バルーンアートの大先輩にも出会い、
同じ時間を共有することができていることに幸せを感じています。
数え切れないほどたくさんの方々に本当にお世話になっています。
バルーンのパワーでたくさんの笑顔に出会えました。

JBANコンベンションでスタッフ経験をして、まだまだバルーンの勉強をしたいと改めて思いました

事務局 19Th、20ThとJBANコンベンションにスタッフとしてご参加頂きましたが、
ご経験されていかがでしたか?
原田 19Thの時は、はじめて経験することが多く、
特に初体験だった高所での作業はいい勉強になりました。
高所でヘルメットをかぶって作業することが今までなかったので、
上がる時に作業道具を落としてはいけないといったことも勉強になりました。
また、当時バルーン歴が約1年半と長くなかったため、出来ないことも多く戸惑いを感じました。
例えば、バルーンをふくらませることはできても、組み上げることがうまくできなかったんです。
ですが、重要なことはできないけれど、自分にできることをやろうと気持を切り替えました。
コンベンションが終わった時には、皆さんとこのイベントをやり遂げたのだと、
とても感動し、生涯忘れられない経験となりました。
翌年の20Thの時は、Tバルーンやクイックリンク(※3)での壁面装飾なども携わることができ、
自分の成長を実感することができました。
それと同時に、まだまだバルーンの勉強をしたいと改めて思いました。
そうした技術の向上はもちろん、スタッフ作業を通じてたくさんの方との出会いもありました。
私にとって、JBANコンベンションはとても大切な時間となりました。
もし、今このインタビューをご覧になっている方で、
21stコンベンションに参加するのを迷ってらっしゃる方がいれば、できないと悩むより、
思い切って参加してみることをお勧めします。
参加してみると意外とできることはたくさんあると思います。
もし、うまく出来ないことがあったとしても、出来ないことがとても勉強になります。
最初から上手くできる人はあまりいないと思いますし、
失敗から学んでこそ、力に変わると思います。
そしてたくさんの方々と知り合うことで人生が動くと思います。


これからもワクワクをお客様へ届けたい

事務局 素敵なメッセージ、ありがとうございます!
最後にこれからの目標などがあれば教えてください!
原田 信頼できる仲間たちと、新しいことにチャレンジしていきます!
そして、これからもお客様にワクワクを届けられるよう、
しっかりと学び、ニッコリ笑顔で仕事に前向きに取り組みます!!


 

(※1) JBANコンベンション:JBANが毎年開催している日本一大きなバルーンイベント。
2016年に開催20回目を迎えた。(リンク https://jban.jp/convention/)
(※2)イーフローラ・・・お花屋さんのネットワーク http://www.eflora.co.jp/
チャーリー先生・・・北海道標津郡にある生花店「ハートフラワーチャーリー」の代表取締役、篠田卓様(JBAN会員 北海道地域)のこと。
ハートフラワーチャーリーHP:http://www.aurens.or.jp/~charry/
(※3)Tバルーンやクイックリンク・・・風船の種類の名称。
(※4)JBANコンベンション東北開催予定・・・JBANコンベンションは20thまで関東で開催されているが、21stは、初の地方開催を東北で行う。


 

会社概要

有限会社 木村生花店
〒728-0012 広島県三次市十日市中1-1-10
TEL:0824-62-1101
木村生花店ブログ http://ameblo.jp/kimura-seika-ten/
得意分野:バルーンとお花を組み合わせたバルーンアート
JBAN会員(中四国地域)

JBAN.jpインタビュー#3いかがでしたでしょうか?次回インタビューは、JBANコンベンション20thヘリウムブーケ部門
~BIRTHDAY~にて1st Place作品に輝きましたBalloon Shop plume 猪股杏加里さんを予定しております!お楽しみに。

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