インタビュー│JBAN.jp

一般社団法人みなすまいる嶽村幸菜

一般社団法人みなすまいる代表理事。2013年8月、クラウンステージデビュー。
その後、ギフトや装飾の個人受注を始める。2014年1月、MINA SMILE わいわい(個人事業)開業。
2016年1月、一般社団法人みなすまいるを設立。水俣のまちかど休憩所「水俣市ふれあいセンター」の
指定管理をしながらバルーン事業に従事。バルーンアートショーをメインに、教室・ギフト・装飾を行っている。
震災後、バルーンショーはコンビ名「縁joyすまいる」として活動中。JBAN会員(九州・沖縄地域)

プロフィール

バルーンの魅力にとりつかれ、バルーン無しでは生きていけないとお話される嶽村さん。
2016年熊本震災後は被災者に向けてのボランティア「縁joyすまいる～笑顔プロジェクト～」にて活動。
バルーンは人を笑顔にさせ驚きを与えるだけでなく、心を動かし勇気も与える不思議な魔法があるとおっしゃっています。
その後、コンビ名を「縁joyすまいる」とし、人々を笑顔にしご縁を大切にしながら、
バルーンアートショーをメインに教室やギフト、装飾などでもご活躍されています。
そんなバルーンの魅力があふれた、熱いインタビューをどうぞお楽しみください。

事務局　バルーンアートを始めたきっかけは何ですか？: 嶽村　きっかけは「パッチ・アダムス」の映画でした。
介護福祉士として施設や病院勤めをしていた私たちは一瞬でその場の雰囲気を明るく笑顔にさせる
ホスピタルクラウン(病院の道化師)に憧れました。元々楽器を演奏していた為(夫は音楽大学卒業)、
その経験を活かしクラウンで演奏して回る予定でした。しかしそれだけでは花がない！
そこでバルーンを練習し始めたのがきっかけでした。
デビュー前には犬や剣などを先輩バルーン屋さんに習いにいきました。ステージデビューは2013年8月。
あの日、とっても緊張していましたがバルーンが出来上がるたびに「わぁ！」という声が聞こえてきたのを
今でも覚えています。
その時の快感とみんなの笑顔が忘れられず、またバルーンがいろんな形に変わっていくことが
楽しくて楽しくて本格的にバルーンに没頭していきました！
事務局　お仕事としてはじめた理由は何ですか？: 嶽村　バルーンでみんなが"笑顔"になる！その魅力が素敵すぎて好きすぎて
バルーン無しでは生きていけないなって思いました(笑)
もっともっと喜んだ顔が見たい！思いっきりやってみよう！と思いバルーンの道1本に絞りました。
当時は独学でギフトや装飾を行っていたのできちんと学びたい！と思い
エミリーズバルーンさんのアートビジネススクールへ行き学びました。
B-proギフト＆アレンジ検定を取得してからは更に幅も広がり、
クライアント様からも安心してご注文頂けるようになりました！
事務局　どのようなバルーンのお仕事が多いですか？: 嶽村　誕生日や結婚祝などのギフトや装飾、教室も行っていますが、
一番多いのはバルーンアートショーです。
私達のコンビ名は「縁joyすまいる」。
結成当時は「MINA SMILE わいわい」として活動していましたが、
2016年4月の熊本地震後、縁joyすまいるを結成。※笑顔プロジェクトの際は3名でした。
笑顔プロジェクトと称し震源地付近の幼稚園・保育園、学校や
復興イベントにボランティアで各地を周らせて頂きました。
(2017年1月に笑顔プロジェクトは終了しております。)
その後、ご縁を楽しむ「縁joyすまいる」としてクラウンによるバルーンアートショーを行っております。
事務局　ご活動されている地域のバルーンの環境を教えて下さい。: 嶽村　熊本県内はバルーンアートの普及はまだまだです。
ショーやギフト、装飾に関しても「はじめて間近で見ました！」というお声をまだまだ頂きます。
今後、バルーンの魅力を波紋のように広げていけたらと思います。
事務局　このお仕事の好きなところはどのようなところですか？: 嶽村　私自身もワクワクするところです！
バルーンを通してみる世界は本当にキラキラしていて色鮮やかに見えます。
バルーンは今いる世界を変えることのできる魔法だと思っています。
人の心を動かし笑顔にできる最高の魔法です。
この魔法に魅了されて、この魔法を伝えることができる
お仕事にできていることが本当に嬉しく思います！
事務局　このお仕事をしていて、印象的だった出来事は何ですか？ （嬉しかったこと、大変だったこと、驚いたことなど）: 嶽村　嬉しかったことは、熊本地震後に活動した笑顔プロジェクトの際、
訪問した幼稚園・保育園の保護者様からご連絡を頂いた時のことです。
「地震の後、初めて子どもが良く寝ています。」
「地震のあと初めて笑って帰ってきました！バルーンを大事に抱いて寝ています！」
と感想を頂きました。
この時は本当に嬉しくて涙が出ました。

また、高齢施設での出来事。
利用者の方で腕の筋肉が萎縮している人がいました。
しかしその方がショーの中ではバルーンを見て自身の力で手を上げた事を
看護師や介護職員の方から驚きと喜びをお聞きしました！
バルーンは本当に不思議な魔法を持っていると思います！
驚いたことは、バルーンを始めた頃は
膨らんだ風船は長く持つとは思ってもいませんでした。
しかし思っていた以上に長く持つ事に驚きと感動でした！
クライアントもその驚きと感動を味わっていただいてます！
事務局　普段お仕事をする上で大切にしていることは何ですか？: 嶽村　1番は「ご縁」を大切にしています。
そしてバルーンを通して驚きと感動、そして何より笑顔になっていただくことです。
その為には妥協はしません。
クライアントの意向をしっかり理解し、
思っていた以上のものをお届けすることにより
驚きと感動を味わっていただけるように心がけています。
また、ショーに関して子ども達だけでなく
高齢の方や男性も楽しんで頂けるように構成しています。
出来上がっていく際には何ができるのか悩んでもらい、
出来上がっていくと誰でも分かるような作品を心がけています。
そしてやっぱり"笑顔"になって頂くことです。
そこから会社名を、みんな笑顔に=「みなすまいる」にしました。
ご縁がどんどん繋がってみんな笑顔に、そしてエンジョイしてもらえるようにしています。
事務局　こんな過去の経験が役に立っている等ございますか？あったら教えて下さい。: 嶽村　過去に吹奏楽で演奏していた経験があり、
その際演奏会等でのイベントの時演出をしたり
人前で仮装をして曲に合わせて踊ったりなど、ステージへあがる事が好きでした。
音楽もバルーンも人を笑顔にするという点で繋がっていると思います。
バルーンによってご縁がまた次のご縁に繋がり、
たくさんのステージに立たせて頂く事が貴重な経験となり今に繋がっています。
事務局　最後に、現在または今後の事業で何かPRされたいことがありましたらどうぞ！: 嶽村　今後もご縁がどんどん繋がってみんな笑顔に、
そしてエンジョイしてもらえるように頑張っていきます。
　私たち縁joyすまいるのクラウンようちゃん＆ゆきちゃんは、
夫婦仲良く双子のようだねとよく言われます(笑)
　私たちに会ったらHAPPYになる、ハイタッチすれば
「キセキ」が起こるくらいの満点の笑顔と
バルーンの魔法をお届けしていきます！（*^_^*）（*^_^*）❤

JBAN.jpインタビュー#11 嶽村幸菜さんのインタビューいかがでしたでしょうか？
次回のインタビューもお楽しみに。

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