インタビュー│JBAN.jp

Brilliant Balloon　松山みゆき

和歌山県和歌山市にあるBrilliant Balloon(ブリリアントバルーン)オーナー。
2013年ネイルサロンの片隅でバルーンの販売を始め、2014年12月ネイルサロンから
バルーン専門店・Brilliant Balloonをオープン。現在、店頭でのギフト販売を中心に様々なイベント、
各種パーティ等の装飾、バルーンドレス制作、バルーンリリース、全国発送業務を行っている。
2015年7月に大阪・和歌山にて個展を開催などアーティスティックに活動中。
今年の5月中旬ショップの移転を予定している。JBAN会員(関西地域)

プロフィール

2013年ネイルサロンの片隅でバルーンを販売することから始まり、今はバルーン専門店を経営。
2015年には大阪・和歌山にて個展を開催するバルーンアーティスト。
大きな現場の時は仕込みに時間がかかって、お店の床にダンボールを敷いて仮眠したり・・・
仲間が「にこにこ笑っているけど、言ってる事は鬼だね！」って言いながらも過酷な現場も笑って頑張ってくれる事は
感謝しかありません。と仲間想いな松山さまにインタビューさせていただきました！どうぞお楽しみください。

事務局　バルーンを始めたきっかけ、お仕事として始めた理由はなんですか？: 松山　今から7年ほど前、友人からお誕生日の風船が届きました。
箱の中からふわふわっと飛び出した風船に感動し、何とも言えない幸福感に包まれた私は
まだ風船の魅力に気付いていない沢山の方に風船の素晴らしさをお伝えしたくて、
こうしてお仕事をさせて頂いています。
事務局　なぜ屋号をBrilliant Balloonと名づけられましたか？: 松山　光り輝くという意味を持つその言葉に、バルーンの持つ不思議な力をプラスして
誰もが皆輝き、キラキラとした人生を歩いて欲しい・・・
そんな想いを込めて、ブリリアントバルーンと名付けました。
事務局　あなた(御社)の得意分野は何ですか？: 松山　お客様の為には、バルーンに関する事は全て得意分野でなければならないと思っていますが、
特にご注文が多いのはアレンジメントです。
他府県の方からもデザインを気に入って下さって、送料が高くても大丈夫なのでと、嬉しいお言葉を頂いています。
でも、アレンジメントはバルーンのお仕事を始めた頃は、絶対にアレンジメントは作らないと思っていたんです。
何故なら風船ってふわふわ浮いている物かゴム風船で作ったドール等が風船ギフトだと思って、
アレンジメントの材料は何一つなかったんです((笑))
今では毎日作っていますので、得意分野の一つです。
事務局　普段仕事をする上でのこだわりや大切にしていることは何ですか？: 松山　お客様には分かりにくい事ですが、例えばシーラー止め(※1)をしわが出来ないように丁寧にするとか、
風船の大きさを揃えるとか、造花などのとがった部分は全部ニッパーで切るもしくはフラワーテープで巻くなど、
お客様の元に届いてから出来るだけ長く楽しんで頂けるように、言わなければ分からない事に神経を使っています。
あとはお客様のリクエストを叶えるために小物探しには普段からアンテナを巡らし、
こんなご依頼の時にこれを使おうと先にイメージしながら仕入れをしています。
でも不思議な事に必ずそれを使うご依頼がすぐ入るんです！
本当にありがたい事ですね！
事務局　作品を作る時のアイデアはどのように(どのような時に)生まれますか？: 松山　さぁ作ろうと思っても、これが中々作れない((笑))
お客様からのご注文はテーマを頂くので作りやすいのですが、町を歩いていて見つけたオブジェだったり、
ショーウインドウだったり、綺麗なスカーフだったり、可愛いぬいぐるみを見つけた時だったり、
どうしたらこの子達(風船達)がもっと可愛くなるのかなっていつも考えてます。
ほとんどが風船とは関係ない物からアイデアをもらう感じです。
事務局　このお仕事の好きなところ、やって良かったと感じる事は何ですか？: 松山　本当にたくさんの笑顔とありがとうを私が言わせて頂かなければならないのに、お客様から頂ける事です。
そして、殺風景な空間がバルーンの存在で一気に華やかに、
わくわくした空間に生まれ変わったりそれを見た方たちの表情が
パーッと輝く瞬間はこのお仕事をやってて良かったと、本当に思います。
事務局　このお仕事をしていて、印象的だった出来事は何ですか？ また、思い出に残る作品などございますか？: 松山　印象的というか、お客様にバルーンをお届けした時に泣いて喜ばれて、私も一緒に泣いてしまった事です。
大きな現場の時はバルーンの仲間たちにお手伝いしてもらうのですが、
仕込みに時間がかかって、お店の床にダンボールを敷いて仮眠したり、結構過酷な状況ですが、
みんなが私の事「にこにこ笑っているけど、言ってる事は鬼だね！」って
過酷な現場も笑って頑張ってくれる事は感謝しかありません。
世界大会も私の軽い「WBC行こうよ!」の一言で、アメリカまで一緒に行ってくれた皆((笑))
ラージ部門で27時間戦って、優勝させてあげられなかったのは悔しいけど、絶対リベンジしましょう！と
あれだけ過酷な時間を過ごした後に言える仲間達がすごいと思います！
初めてのWBCはアクシデントがいっぱいでした。
思った以上にアルミの強度が柔らかかったり、前日の印付けの許可を取っていたのに、
ダメと言われたり、用意していた資材がなかったり、アルミ棒が足りなかったり、
デザイン画とは違う猫が出来上がってしまいました。
優勝できなかったけど、シルバーの評価を頂けた事は大変うれしく思っています。
事務局　コンテストに挑んだ際の想いや、受賞された際感じたことを教えてください。: 松山　コンテストに挑む時は正直恐いです(笑)
いつもコンテスト直前になると、なぜエントリーしてしまったんだろう？って思ってます。
本当はすごく臆病者なのです。だけど、また挑戦したくなるのはなぜなんでしょうか？(笑)
あのコンテストに費やす時間は、自分が成長させてもらえる大切な時間なのだと思います。
お仕事抜きで風船と向き合えるあの時間は私にとったら至福の時なのです。
そして受賞した時の喜びは、言葉で表せないくらいです！
でも私より、私の相棒や仲間たちが喜んでくれる姿に感動をもらっています。
そして、コンテスト会場に行くと、全国で活躍されている皆さんと逢える事も、楽しみの一つです。
事務局　コンテストに出場された時のお仲間とはコンテスト以外でも何か交流されてますか？: 松山　仲間たちとの交流は、コンテストの前も後も続きます！
遠い所に住んでる仲間達は私の家で数日寝泊まりして会場を借りて試作をしたりします。
みんなあちらこちらに居るので頻繁に会う事は出来ませんが、グループLINEがあるので
仕事の情報交換や、技術面の相談などもLINEや電話でしています。
仕事以外の話しで盛り上がったりもしますし大きな現場の時は、
応援を頼んで一緒に仕事もする、本当に頼もしい仲間たちです！
本当に仲良しだなぁーといつも思います。
でも、そこに初めましての人が新しく加わってもずっと前からの知り合いのような扱いをされるはずです！
まずは、あだ名付けから始まってずっとそれで呼び合うので、苗字を忘れてしまう時さえあるんですよ(笑)
とにかく、本当に皆の事大好きです！
事務局　今後の目標や目指していることがあれば教えてください。: 松山　相棒のお給料をたくさん増やしてあげる事(笑)、世界大会で優勝する事、
そして、2回目の個展を開催する事です。
事務局　最後に、現在または今後、何かPRされたいことがありましたらどうぞ！: 松山　新しい試みとしては、母の日ギフトを手始めに有名キャンディショップ「パパブブレ」さんとのコラボ販売、
日本初のモンテネグロワインとのコラボ販売、京都で有名なYujiさんとのお菓子のコラボ販売を高島屋オンラインショップ、
大丸松坂屋オンラインショップで販売開始、5月にはショップ移転オープン、
6月には桂由美先生ファッションショーにてバルーンオブジェ制作予定です。
元宝ジェンヌと子供達とのレヴューショー装飾予定、今年も12月まで様々なイベントのご予約をいただいております。
PRではないですが、是非一度ブリリアントバルーンに遊びに来て下さい。
和歌山、そんなに遠くないですよ(笑)
そして、個展開催の時は是非、足を運んで頂けたら嬉しいです！
この場を借りて言わせて頂けるなら、私をいつも支えてくれる相棒の篠原めぐみ、そして沢山の仲間達に感謝すると共に、
これからも益々精進しますのでどうか末永くよろしくお願い致します。
そしてこんな私を取材して頂き本当にありがとうございます。

JBAN.jpインタビュー#16 松山みゆきさんのインタビューいかがでしたでしょうか？
次回のインタビューもお楽しみに。

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