JBAN.jpインタビュー#17 樋口百恵さんのインタビューいかがでしたでしょうか?
次回のインタビューもお楽しみに。
株式会社風車 BalloonMoMo 樋口百恵
三重県津市在住。2006年一般企業に就職、社会人を経験。
2008年から当時、三重県の(株)ニコフィーバルーンパークさんに就職。その後ニコフィーさんが
愛知県へ移転される為、2011年より三重県でBalloonMoMo開業。2018年10月より夫の写真業務と統合し法人化。
株式会社風車を設立をし、現在に至る。
イベントやウェディングでの演出装飾、グリーティング、ショー、バルーン教室、ギフト制作を行っている。
JBAN会員(中部地域)
プロフィール
物心ついたころから大好きだったふうせん。小学生の時、将来の夢は「バルーンアーティスト」。
高校生の時からすでに独学で作品を作っていたという樋口さん。短期大学卒業後、一般企業に就職。
その後、(株)ニコフィーバルーンパーク山下さんと運命の出会いがあり、現在に至るそうです。
それでは、夢を実現させたBalloonMoMo樋口さんの世界へ・・・。 どうぞお楽しみ下さい。
- 事務局 いつごろからバルーンアートを知り、ビジネスとして活動された理由は何ですか?
- 樋口 物心ついたころから"ふうせん"が大好きでした。ショッピングセンターで配っていると、
一目散にもらいにいくような子供でした(笑)。
バルーンアートというお仕事があるということを知ったのは、小学生の頃に観たTVチャンピオンという番組です。
(家泉あづささんが優勝された回)
ビデオでテープが擦り切れるほど観ていました。
「早くこんな作品作りたいな」と思いながら観ていた記憶があります。
小学校の卒業文集に将来の夢は「バルーンアーティスト」と書くくらい当時から大好きでした。
母の知り合いの娘さんが当時クラウンをされていたので、家に来ていただいて作ってもらったこともあります。
自分で作り始めたのは、高校生の時です。
インターネットでバルーンを購入して独学でずっと作っていました。 - 事務局 現在どのようなバルーンのお仕事が多いですか?
- 樋口 イベントやウェディングでの演出装飾、グリーティング、ショー、バルーン教室、ギフト制作です。
BalloonMoMoはショップではないので、現場がほとんどですが、
最近SNSからの個人のお客様のご依頼が増えています。
昨年からアトリエでの受け渡しを開始しました。
- 事務局 このお仕事の好きなところはどのようなところですか?
- 樋口 見た人に笑顔になってもらえるところです。
日常に彩りを添えることができる、そして使い方次第でどのようなシーンにも
アクセントを加えることもできれば、馴染むこともできる、
バルーンには無限の可能性があると思います。
- 事務局 このお仕事をしていて、印象的だった出来事は何ですか?
- 樋口 全てのお仕事が印象的ですが一つあげるとすると、
鳥羽水族館様でスタッフ5人で約10時間、2000球使用して作りあげた高さ8メートルのクリスマスツリーです。
初めての大きなオブジェでしたので、特に印象に残っています。
(どのようなお仕事でもそうですが)完成しなかったということは許されないので、
準備や移動も含め撤収が終わるまでは常に緊張しながら行っております。
これまで施工以外の印象的な出来事としては、バルーンアーティストとして
新聞やテレビに取り上げていただく機会をいただくことです。
地元の鈴鹿警察署で「1日署長」という貴重な経験もさせていただきました。
まだまだ珍しい職業だからこそだと思います。
- 事務局 BalloonMoMoさんのデザイン、作品のファンが多いかと思いますが、
MoMoさんにとってのデザインや色使い、アイデアの元になるものは何ですか? - 樋口 お店のディスプレイや雑誌はよく見ています。
自然が大好きなので時間ができたら車で、森や川に行って無になり、
そこからデザインを考えたりします。
今の事務所(アトリエ)は2階なのですが、1階がお花屋さん、3階がデザイン事務所に
なっているので、良いものが常に視界に入っている気がします。
仲が良いので、話をして刺激を受けたり癒されたりしています。
- 事務局 こんな過去の経験が今の仕事に役立っている、ということはありますか?
- 樋口 デザインを学んだ短期大学を卒業してから、一般企業に就職しました。
そこで社会人として様々な経験や出会いが全てが財産になっています。
そしてニコフィーさんに就職し、バルーンのお仕事を学ばせていただいたことが大きな経験です。
- 事務局 これだけは誰にも負けないぞ!と思うところはございますか?
- 樋口 誰にも負けないぞ!はありませんが・・・(笑)
色使いはよく褒めていただけます。
- 事務局 去年のJBANコンベンションでパーティデザイナーを務められましたが
どのようにデザインを考えられましたか?
また御苦労された事や感想など教えていただけますか? - 樋口 まず、JBANコンベンションという大きな舞台で、
私をデザイナーに選んでいただいたことに感謝します。
ご連絡いただいた時は大きな驚きと興奮でしばらく放心状態だったことを覚えています。
テーマが「大人サーカス」でしたので、
ただたのしい! かわいい! ではなく、少し怪しいけどワクワクするような
ストーリー性のあるものをバルーンで表現したいと思いながら、デザインさせていただきました。
(特に関東支部の大山さん、西田さん、黒柳さんにはたくさんアドバイスいただきました。)
デザインの変更を途中でお願いしたり、パーティーチームの皆様にはたくさんご迷惑をおかけしましたが、
沢山の電話ミーティングでイメージを共有し、想像以上の空間とステージに仕上げていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい経験をさせていただきました。
- 樋口 尊敬する野村さんのラージ(※1)には2012年からお手伝いさせていただいております。
- 事務局 あなた(御社)は今、どのような事に力を入れられていますか?
- 樋口 2018年10月にフォトグラファーの夫と統合して法人化しました。
バルーンと写真で新しいことをしていきたいです。
撮影にバルーンを使用したいと言ってくださる方が増えてきているので、
写真のスタッフも膨らませるようになり、撮影に持って行ったりして、
素敵な写真になっています。異業種の仲間とのお仕事も楽しく、良い経験になっています。
(お花屋さん・ヘアメイクさん・衣装屋さん)
- 事務局 今後の目標や目指している事があれば教えて下さい。
- 樋口 楽しく、向上心を持って、そして初心を忘れず作品を作り続けていきたいです。
2019年2月に娘が生まれ、これまでと違った角度で物事をみることになり、
そこから生まれる自分の作品も楽しみです。
- 事務局 最後に、現在、または今後、何かPRされたいことがありましたらどうぞ!
- 樋口 夏の終わりには8/28〜9/1にコラージュアートのiLOdori aico氏と共同個展を開催します。
私にとって"初個展"となります。
場所:三重県美術館 県民ギャラリー
夏休みの最後の思い出に。イロトリドリの王国へご案内します。
是非遊びにいらして下さい。
また、今年は23rd JBANコンベンションが名古屋で開催されます。
私は実行委員として会場装飾を担当させていただきます。
皆様に楽しんでいただけるよう、微力ながら取り組んでおります。
沢山の方に名古屋でお会いできることを楽しみにしております!
※1 ラージ:JBANコンベンションコンテスト・ラージスカプチャー部門の略(大きなオブジェを制作)
物心ついたころから"ふうせん"が大好き!
TVチャンピオンバルーンアート王選手権を見て始まったバルーンアーティストへの道・・・。
自然が大好き! 時間ができたら車で、森や川に行って無になり、
そこからデザインを考えたりします。
今の事務所(アトリエ)は良いものが常に視界に入っている気がします。
社会人として様々な経験や出会いが全てが財産。そしてニコフィーさんに就職し、
バルーンのお仕事を学ばせていただいたことが大きな経験です。
主な経歴
2011年 第15回JBAN「ドール部門」優勝
2012年 WBC(World Balloon Convention)「デリバリーブーケ部門」3位入賞
2012年 第16回JBAN「ヘリウムブーケ部門」準優勝
2015年 QBAC2015 「バルーンコラム部門」優勝
「ライフサイズフィギア部門」準優勝
「Artist of QBAC2015」獲得
2016年 WBC(World Balloon Convention)「ウィンドウディスプレイ部門」3位入賞
2018年10月にフォトグラファーの夫と統合して法人化しました。
バルーンと写真で新しいことをしていきたいです。
楽しく、向上心を持って、そして初心を忘れず作品を作り続けていきたいです。
株式会社風車 BalloonMoMo
HP:http://www.balloonmomo.com/得意分野:バルーンデコレーション関係全般
(イベントデコレーション、グリーティング、ギフト、ウェディング)など
JBAN会員(中部地域)
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