JBAN.jpインタビュー#22 山下郁子さんのインタビューいかがでしたでしょうか?
次回のインタビューもお楽しみに。
株式会社ニコフィーバルーンパーク 山下郁子
愛知県日進市在。2001年バルーンと出会い、2002年からブライダルなどの仕事をスタート。
2010年(株)ニコフィーバルーンパークを設立。
10年経った2011年にエミリーズバルーンアートビジネススクール受講後、
ウェブショップと現場を中心に活動されていたが、今年2019年6月ショップ「アルパカ・パカ」をオープン。
2019年8月JBANコンベンションで実行委員長を務める。世界でも幅広く活躍中。
JBAN会員(中部地域)
プロフィール
2001年お知り合いの方のお手伝いからバルーンがビジネスになることを知り、翌年よりスタート!!
服飾デザイン、広告デザインのお仕事をご経験され、経験・知識を今活かされていると山下さん。
ほんわかしたやさしいお人柄の山下さんが制作するドレスは力強さだけではなく、とても繊細で見る人全て魅了します。
アーティストとして経営者として、お話をほんの少しですがお伺いすることが出来ました。
それではどうぞお楽しみください!
- 事務局 どのようにバルーンアートを知って、いつからビジネスとしてはじめられましたか?
- 山下 2001年、以前からお知り合いの、北九州にあるバルーンポップの得居裕江さんの
お手伝いをする形でバルーンがビジネスになることを知りました。
その後すぐに、まずはウェブショップを立ち上げ、同時にブライダルの仕事をスタートさせました。
(EC流通の初期のころです) - 事務局 バルーンを始めた頃と現在とではバルーンのお仕事の環境に何か変化はありましたか?
- 山下 ウェブショップが売り上げの多くを占めていた頃もありましたが、
配送料の高騰など流通事業が大きく変化し、ウェブショップの売り上げが下がった事もあり、
店頭販売を始めることにしました。
ウェブショップのころも、通販ではありますが、
心の通った温かみのあるショップを目指していました。
今は店頭でも温かいショップづくりを心がけています。 - 事務局 ショップを移転されましたが、なぜアルパカとバルーンのショップを開かれたのですか?
- 山下 私はバルーンが好きでバルーンを仕事にしています。
好きなことを仕事にできることはとても幸せなことです。
ただ、時代が著しく変化し、何か新しいことをプラスしないと経営が苦しくなると感じ、
数年前より何をプラスするのか考えていました。
バルーンと同じくらい好きなものが「アルパカ」です。
「バルーン×アルパカ」で他にない魅力的なショップができ、お客様にも必ず喜んでいただけると思いました。
実際にオープン後は、アルパカに会いにきた方が、
店内に入って「バルーンでこんなこともできるんだ!」「バルーンってかわいいね。ギフトに使えるね」と
バルーンの魅力に気づいてくださっていて、とても嬉しく思います。
そして「バルーン×アルパカ」ということでマスコミにも取り上げていただき、ありがたく感じています。
- 事務局 このお仕事をして良かったと思えるところはどのようなところですか?
- 山下 何よりバルーンがかわいくて、制作している自分もハッピーな気持ちになれること。
そしてお客さまに喜んでいただけること。
常に新しいことにチャレンジできること。
素晴らしいスタッフにいつも恵まれていること。
バルーン好きなスタッフと毎日楽しく仕事ができること。
たくさんの世界中のバルーンアーティストの方と繋がれたこと。
- 事務局 作品を作る上での譲れないこだわりなどございますか?
- 山下 独りよがりの作品(デザイン)にならないようにしています。
ギフトなら何のお祝いで、どんな方(お店)に贈るのかを考えてデザインします。
イベントの装飾の場合は、集客効果をあげるためには?
もしくは、テーマに合うデザインはどんなものなんなものなのか?を
考えてご提案・制作をします。
- 事務局 このお仕事をしていて、印象的だった出来事は何ですか?
- 山下 私には二つの役割があり、一つがアーティストとして作品を作りたい想いと、
もう一つは経営者の仕事です。
小さな会社で未熟な経営者ですが2012年のヘリウムガス供給不足は、当時とても驚きました。
それまで当たり前だと思っていたものが手に入らない。
その時は、即座にウェブショップはエアーでできる商品をラインナップし、
ガスの確保を行い事なきを得ましたが
危機管理の大切さ、世の中の変化に対応する柔軟な力の大切さを学びました。
今では様々なことに柔軟に対応しながら、トライ&チェンジを繰り返しています。 - 事務局 今思えば、過去のこんなことが役に立っているということはありますか?
- 山下 全てだと思います。
私は服飾デザインの仕事、広告デザインの仕事のあと、バルーンビジネスをスタートしました。
服飾のことはバルーンドレスを作る時に。
広告デザインの仕事は、自社のリーフレットやチラシ、ホームページを作る時に活かされています。
そして、過去のJBANで講師をさせていただいたことや、WBCのコンテストに出場したこと、
現場での失敗含め、全ての経験があって今があり経験を積み重ねることの大切さを実感しています。
コンテストで受賞する、資格をとるといったゴールではなく、それ以上にそこまでに到達するための学び、
格闘する時間こそが自分自身を成長させてくれています。 - 事務局 今年、名古屋で開催されました23rdJBANコンベンション2019の実行委員長として
ご尽力いただきプレイベントを含めコンベンションも大成功を治めていただきありがとうございました。
準備や本番にてご苦労された事、楽しかった事他、エピソード等ございましたら教えていただけますか? - 山下 どんなコンベンションにすれば、参加の皆さんに喜んでいただけるのか?
コンベンションのタイトル(方向性)を決める際にとても悩みました。
事務局や、実行委員の皆さん、前々回の東北開催実行委員長藤村さんや、
前回開催の関東開催の宮坂さんはじめ多くの方がアドバイスや相談にのってくださりました。
とても暖かく優しいお気持ちに感謝の気持ちがいっぱいです。
そういった各地方でご活躍の方々や、中部の会員さんとの繋がりを持ち、
コンベンションを通して絆ができたことが嬉しいことです。
通常の業務ではできない多くのことを経験させていただき、とてもありがたい機会をいただきました。
そこには皆さんの「バルーンの可能性をもっと多くの方に知ってもらいたい。
バルーン市場をもっと発展させたい」という想いがあったからかと思います。
バルーンラブな方々とひとつの目的に向かって突き進むのは、特別な楽しさがありました。 - 事務局 今までで一番思い出に残る作品やイベントなどはございますか?
- 山下 思い出に残る作品は、2016年のWBCで作ったバルーンドレスです。
バルーンでできる色々な技を取り入れ、作りこみました。
膨らまさないバルーンで制作する部分は試作も含めて1年がかりで挑戦したドレスでした。
そのため想い入れが半端ないです(笑)
結果は入賞ならずでしたが、大好きな作品です。
また昨年、夏に3箇所で開催した「バルーンランド」というイベントは、
夏休みのお子さんが楽しめるバルーンでできるあんなこと、こんなことを盛り込んだイベントで、
私や弊社スタッフ自身も楽しいお仕事でした。
- 事務局 今後、挑戦していきたいことなどございますか?
- 山下 今までコンテスト(WBCやツイスト&シャウト)に挑戦し、その後は作品展を4回行いました。
(作品展では、たくさんの方にお手伝いもいただきました)
それぞれにものすごくパワーを使い、達成感を味わいました。
今後は「アルパカに会えるバルーンやさん アルパカ・パカ」を中心に
バルーンの魅力をもっとたくさんの方にお伝えできることを行っていきたいと考えています。
- 事務局 最後に、現在、または今後、何かPRされたいことがありましたらどうぞ!
- 山下 「アルパカに会えるバルーンやさん」にぜひ遊びにいらしてください。
アルパカはバルーンと似てるところがあり、見てるだけでも「ほんわか」します。
ハグや、ほっぺにチュ♪もできます。バルーンで遊べるスペースや、フォトスポットもご用意し、
お客様が楽しんで過ごしていただける空間を目指しています。
2001年お手伝いからバルーンを知り、すぐにビジネスへ!!
バルーンと同じくらい好きな「アルパカ」
アーティスト・経営者、柔軟に対応しながら、トライ&チェンジ
2016年のWBCで作ったバルーンドレスは1年がかりで挑戦したドレスでした。
株式会社ニコフィーバルーンパーク
HP: http://www.nicofee.com/得意分野:バルーンデコレーション関係全般
(イベント、パーティ、ウエディング、ギフト、ドレス)、バルーン教室など
JBAN会員(中部地域)
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